介護職の夜勤というと、負担が大きい仕事だというイメージを持つ人がほとんどだろう。しかし、夜勤には夜勤のメリットがあるのだ。
最大のメリットは給料が高い点が挙げられる。夜勤手当ては基本給とは別にお金が支給されるが、5000円から10000円が一般的な相場になっている。基本的に、夜勤は月に4回から5回程度あるので、支給が多いところでは基本給に4万円から5万円程度上乗せされるということだ。介護業界の給料は低いと問題視されているが、夜勤を行っていればそれなりに稼ぐことができる。また、人手不足の事業所の場合は手当てがより高額になる場合もある。
また、施設によっては夜勤専門のスタッフを募集しているところもある。その場合は日勤のスタッフよりも高い月収を稼ぐことができる。月あたり20万円から25万円前後だ。金額だけ聞くとそれほどメリットがないように感じるかもしれないが、出勤日数は月に8回から10回程しかない。少ない勤務日数で日勤と同じか、もしくはそれ以上の給与がもらえるのは大きなメリットといえるだろう。
夜勤は基本的には1人か2人体制のところが多い。つまり、ほとんどの業務をほぼ自分1人でしなければいけないと思ってもいいだろう。聞いただけだととてつもなくハードに思われるかもしれないが、施設利用者の要介護度や待遇によってはそこまでハードではない可能性もある。施設によっては仮眠室を設け、夜勤中に休めるようになっているところも多い。そのため、夜勤専従として働きたいのであれば、施設をしっかりと選ぶ必要があるだろう。
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